牙狼2017ー年賀メイキングー
- By ken
- 2018年1月6日
- No Comments
新年恒例?の牙狼の描き初めメイキング!
牙狼でお世話になった関係者様に送らせて頂いている年賀状。
2017年の昨年は、遂にアイデアが尽きてしまい…。
いやいや、毎年のマンネリ化を避けるために、いつもの路線から変えるためという立前の元に、牙狼ではなく絶狼を描かせて頂きました。
以前から機会があれば描きたいと思っておりましたし、この年は、絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-の放映も控えておりましたので、丁度良い機会でもありました。
ではでは、今年も絶狼の完成までの道のりを辿って行きましょう!
まずは、完成版がコチラ↓
01:レイアウトラフを決めて行きます。
自分の描き方に進歩がないため、毎回同じことしか言えないのですが、ここでは絵の方向性を摸索するだけなので、あまり描き込まず、頭の中のカメラで絶狼を様々な方向から見て行き、インパクトのあるレイアウトを探して行きます。
やはり、牙狼シリーズのキャラクターは佇まいがかなり重要なので、誰も見たことのないレイアウトを考えるのが大変だったりもします。
02:レイアウトラフ決定。
この段階も通例のことながら、上記のレイアウトラフは、ありきたりの感じなのでボツ。
試行錯誤の末、アップのレイアウトと全体のシルエットが見えるレイアウトを思案。
皆様も同じ気持ちかとは思うのですが、全体が見えるレイアウトに決定!
この段階でのポイントは、自分の得意とする向きやポーズを描くのではなく、そのキャラクターが映えるレイアウトを選んで行くことがポイントだと思います。
03:ラフ
先ほどのラフを、はがきサイズで起こして行きます。
この段階では、自分の納得するまで描いていきます。
最初は、細部を細く描かず、鎧のパーツの位置などを簡単に描き出しバランスを見ながら進めて行きます。
ここで大事なのは、鎧の下には人が入っているので、まずは人のアタリを正確に割り出した後に、鎧をのせて行くように描くのがポイントです。
04:細かいパーツを割り出す。
ポーズや全体のバランスに違和感がなくなれば、鎧などの細かいパーツなどもこの段階で分かるように描いて行きます。
05:ペン入れ。
最後に、どの線を拾うかで迷わないよう、もう一度線を描き出したものにペン入れを行なっていきます。
ペン入れは、未だにつけペンでの作業…。
背景も別の用紙に描き起こし、着色の段階で遠近法が出せるように配慮しておきます。
06:着色&完成。
ここからは、Photoshopに切り替えての作業。
この段階では、本当に時間もなく、元旦が目前ということもあり、サクサクといいますか、雑に仕上げてしまい、毎年反省。
基本が純粋なアナログ人間ですので、PCでの作業は本当に不徳の致すところです。
現在は、デジタルのプロの方々が多数ご活躍中ですので、そちらの方々の説明を参考にして頂けたらと思います。
ということで、2018年版の年賀はなんとか完成。
コメントを残す