牙狼<GARO>2018年版ー年賀メイキングー
- By ken
- 2019年1月12日
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新年恒例?の牙狼の描き初めメイキング!
牙狼でお世話になったスタッフ関係者様に送らせて頂いている年賀状。
まずは、2018年版の牙狼年賀の完成版がコチラ↓
それでは、昨年の牙狼年賀がどのようにして作られたのかを今年も簡単ではございますが説明して行きたいと思います。
01:レイアウトラフを決めて行きます。
年に一度の牙狼イラストとは言え、やはり同じキャラクターということもあり、まず苦しむのはレイアウトでございます…。
いつものことですが、マンネリ化を避けるために、空っぽの脳を振り回してアイデアを出します。
牙狼は、神々しさを出さなければならないので、多様なポーズをとらせるのが難しいキャラクターのためレイアウトが決まるまでが案外山場だったりします。
今までに描いたことのない、自分でも挑戦的なレイアウトを模索しなければならないので、ここでは自分の納得するレイアウトが浮かぶまで考えます。
今回、振り絞った頭から閃いたのは、轟天を描いていないことに気付きました。
ですので、もう迷ってる時間もないので、「轟天に乗る牙狼」でお題が決まれば、後は書くのみです!
まずは、様子を見るため正面を向いて走っているレイアウトを考えました。
ですが、上記のレイアウトでは轟天がおまけのように感じてしまうため、轟天も含めてキャラクターが映えるレイアウトを何度も描いて模索して行きます。
牙狼のバランスが悪くなるのを防ぐため、轟天とは分けて描いてみたりするなど、微調整しています。
02:轟天ラフ
上記でレイアウトの方向性が決まれば的確に描き出して行きます。
ここでは、牙狼の向きに迷っているため、煽りと正面の向きを重ねて描き様子を見ています。
03:牙狼ラフ_01
轟天の細かい部分を微調整しながら、牙狼の大きさや位置も轟天に合うように簡単に描き出して行きます。
04:牙狼ラフ_02
牙狼の細かい部分を形成して行きます。
05:牙狼ペン入れ
だいたいのラフが完成したら、まずは牙狼のペン入れをして行きます。
ここでは、轟天に隠れた部分もバランスを崩さないためにしっかりと描き出します。
上記で、頭部の左右の角と胸の模様が空白になっているのは、ペン入の途中にバランスが崩れていることが分かったので、下記のように修正版を描き出しています。
剣を握る手も気にいるまで描き直しております。
続いて轟天も同時にペン入れします。
肩のパーツのバランスがおかしいことに気づいたので、上から描き直し、後からいらない箇所を削ります。
バツ印の部分はベタの箇所になります。
06:着色&完成。
本当はアナログで塗りたいところなのですが、時間が無い事ともありまして、ここからはPhotoshopに切り替えての作業。
この段階では、元旦が目前ということもあり、サクサクといいますか、雑に仕上げてしまい、毎年反省。
一応、牙狼、轟天、背景は別々のレイヤーで仕上げ、奥行きが出るように仕上げています。
基本が純粋なアナログ人間ですので、PCでの作業は本当に不徳の致すところです。
現在は、デジタルのプロの方々が多数ご活躍中ですので、そちらの方々の説明を参考にして頂けたらと思います。
ということで、2018年版の年賀もなんとか完成。
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