謹賀新年。
- By ken
- 2017年1月3日
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謹賀新年と言いつつ、3日のご挨拶となってしまいましたが、気がつけば閃光のように過ぎ去った2016年。
365日、ほぼ怪物のことを考えたり、描いたりの一年でした。
その中の数ヶ月間は、こちらの下記画像の『牙狼-魔戒烈伝-』に登場するクリーチャーデザインをさせて頂くなどの、貴重な環境を設けて頂き、新たな実績の進歩にも繋がった年にもなりました!
ここで、魔戒烈伝のホラーが生まれるまでの、かんたん裏話。
牙狼のホラーは、長年に渡り雨宮監督と韮沢さんワールドで築かれているため、その世界を踏襲しなければと意識しながらデザインして来たのですが、今回もその路線を踏まえつつ、数十体のホラーのラフ(方向性)を提出すると、雨宮監督から今回は「生物」で行こうとの一声から、魔戒烈伝のホラーは進行して行きました。
推測ではあるのですが、その前の企画の段階でも生物の話は出ていたので、カメレオンがモチーフのホラーを提案したところ、面白いということで進行していたのですが、ある諸事情で企画が無くなってしまい、カメレオンだけは既に造形に入ってしまっていたため、その着ぐるみの流用の関係上、魔戒烈伝は自ずと生物で統一することになったのではないかとも思われます。
かくして、牙狼のホラーに生物の融合…。
本当に大丈夫だろうかと、かなりの不安を抱えながらの手探り状態の作業を始めたのを覚えています。
戦隊に出てくるようなデザインをしてしまえば、牙狼の世界観が一気に幼くなるのは一目瞭然なのと、そんなデザインでOKが出るとも思えないので、どうやって生物を牙狼の世界で生かすのかが、今回は本当に悩みの点でした。
着地点が正解だったかどうかは、答えのない世界ですので、視聴者様の感じ方や価値観で様々あるとは思いますが、耳に届いているお声からは、「なかなか格好良い」などのコメントも頂いていておりまして、そうのようなお声を頂けるということは、少し正解寄りなのかなと思っております。
(それ以上に、反省点もたくさんあるのですが…。)
そんなホラー視点も考慮しながら観て頂くのも、今回の魔戒烈伝をより楽しく観る一つかなとも思いますので、是非とも10周年に相応しい作品となっておりますので、絶賛発売中の『牙狼-魔戒烈伝-』を、どうかよろしくお願いいたします!!
そして、2017年もスタート!
今年は、自分の作品が一人でも多くの方に評価して頂けるような一年にし、少しでも飛躍できるよう精進して行こうと思いますので、今までお世話になった方々、これからお初の方々も、何卒よろしくお願いいたします!
そして、便乗して上記の『牙狼-魔戒烈伝-』のサンプルと一緒に頂戴した、『牙狼 GARO -炎の刻印- S.H.Figuarts 黄金騎士 ガロ(レオン 刻印Ver.)』のご紹介!
フィギュアは諸事情で、かなりの年月購入できていなかったので、本当に嬉しい代物!
このシリーズ、可動域が滑らかな上、造形も素晴らしいので、遊んでも良し!ディスプレイしても良しの一品ですので、皆様も是非ともお手元にいかがですか!?
最後に、昨年も当ブログや関連のSNS等から、評価やコメントを下さった皆様には、心から感謝の想いと共に、今後も精力的に作品を製作して行く所存でございますので、今年も何卒よろしくお願いいたします!
それでは、新年の挨拶が宣伝みたいになってしまいまして、誠に申し訳ありませんんでしたが、皆様にとっても今年も素晴らしい一年になることを心よりお祈りしております!!
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